昨日、資料を忘れたため自宅でできなかった部分です(6章後半)。
囚人のジレンマモデルに人間の意志を介入させるゲーミングモデル(ハイブリッドモデル)の作成演習でした。
ここでは、2人いる囚人のうち片方(囚人A)の意思決定を人間が行えるようにします。
作ったモデルを基にGaming BuilderというツールでHTMLベースの入出力インタフェースを作成します。
完成したモデルを実行するとサーバの(実行しているマシンの)IPアドレスが表示されるので、webブラウザに打ち込むとログイン画面になります。
そこで、自分がコンピュータになり替わって行ないたいエージェントやスポットの名称を入力してログインします。例題では、囚人Aというエージェントになります。
ログインすると、Gaming Builderで作成したインタフェースが表示されます。
Gaming Builderは非常によくできていて、HTMLのパーツを選んで、ラベル等を入力するだけでインタフェースができあがります。HTMLに詳しくなくても大丈夫です。
例題では、左側に出力、右側に入力というレイアウトです。
右側のラジオボタンから、各回の囚人Aの意思決定をモデルに送ります。
何回か実行した結果は下のとおり。
一応、有名なしっぺ返し戦略を行ってみました。
Summer Schoolでは3日目のエクストラセッションでゲーミングの演習を行ないました。
簡単なアンケートならできるだとか、あまりに大人数でアクセスするとシステムが落ちる、などのTipsをいただきました。
40人の小規模クラスくらいで実施できるといい感じです。後期の履修者数を見て、実験できる規模の講義があればいいけど。
さて、SOARSの残りはSummer Schoolでがんばって考えてもできなかった待ち行列モデル!
待ち行列モデルができるようになったら、別のシミュレーションソフトを使ってる研究者たちにも実演しながらおすすめできる!かなり重要なので、じっくり取り組むため明日に回します!
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