SOARSで社会シミュレーション!ということで、Summer Schoolから一週間くらい経ってしまったので、SOARSの復習をしています。
SOARSは「エージェント」「スポット」「ロール」「ステージ」といった概念を組み合わせてモデルを構築します。
エージェントとスポットはほぼ同じで、それぞれ実体(ヒトやモノ)と空間(いわゆる場)を表すといった感じ。
この2つが行うべきルールをロールに記述し、それが行われる場面をステージで定義するという感じでしょうか。
いまはテキストの前のほうなので、登場する変数はすべてローカル変数、つまりエージェントやスポットに固有の変数(つまり属性)となっています。
私の理解が間違っているかもしれないので、詳細は下記の文献で・・・(リンク先はCiNii)
- 出口弘(2004)「エージェントベースモデリングによる問題解決:エージェントベース社会システム科学としてのABM」『オペレーションズ・リサーチ』49(3), 161-167
- 出口弘(2005)「エージェントベース社会システム科学の創出」『情報処理』46(5), 508-514
ひとまず今日作ったモデルの画像を貼っときます。
これまでのシミュレーション言語の系譜に当てはめるとイベントドリブンのカテゴリに入るのかなぁ?
まぁ、分類なんてさほど重要じゃないのだけど。
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